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2012年 3月号より
ぬるま湯で育った子供は社会で風邪を引く

*子供が当然やらなければならないことを、
「させない親」が増えているように思えます。
小中学生が歩いて学校に行くのは当然のことです。
雨の日や雪の日にも歩いて学校に行く。
それが普通です。
雨の日に靴の中がびしょびしょになったり、
雪の日に滑って転んだりすることも、大切な経験です。
遅刻しそうなときは、早歩きになったり、走ったり。
そういった経験から、
危険を察知する能力や時間感覚が身についたりします。

開明の前の道路は、午後3時ごろ少し混みあうことがあります。

小学生の送り迎えの車のためです。
「歩かせたほうがいいのに」といつも思います。
(現在は放射線の問題があるので一概に悪いとは言えないが)
現在高校2年生のAくんは、鹿島町から自転車で原町高校に通っています。
精神が強くならないわけはないと思います。
少々の困難には負けない強い大人になるのではないでしょうか。

 私は厳しいほうがいいと考えるタイプではありませんが、
「普通」のことくらいは子供にさせるべきだと思っています。
「自分の部屋を掃除する」、これは「普通」です。子供にやらせるべきです。
「毎日家の手伝いをする」、これは「普通」に行われていないので、
子供に要求するのは無理があるかもしれません。
しかし、「週に1度くらいは家の手伝いをする」、これは「普通」です。
子供たちも家族の一員なのですから、何らかの役割を持たせるべきです。

 甘やかされて育つと自立が遅れます。
社会でわがままは通用しないので、
学力とは関係のないところで苦労するかもしれません。
教育の目標は、
子供たちに「生きていく力を身につけさせること」にあります。
「生きていく力を身につけさせる」とは、
様々なことを子供自身にやらせることです。



2005年5月号より
努力の水瓶~いつかどこかでむくわれる努力を~
*遠くはなれた川へ毎日水を汲みに行くことにします。
手にあるのは小さなコップがひとつ。
大きな水瓶が一杯になったら終わりです。毎日毎日、水を汲み、水瓶へ。
途中、自分よりはやく水瓶が一杯になる人を見ると、
「自分もはやく」と思います。ときに水をこぼしたりして、イライラもします。
そしてまた一人、一人と一杯になってゆく。そしてだんだん不安になります。
「いったい自分の水瓶にはどのくらいの水が入っているのか」





中をのぞいても何も見えません。
不安になりつつも毎日毎日、一杯ずつ水を汲み続けます。
するとある日どっと水があふれのです。
水瓶をあふれさせたのは最後の1杯です。

勉強をするとは、「水瓶に水を入れるようなもの」です。
受験勉強のような長丁場では、1日の勉強で大きなことはできません。
2時間、3時間と勉強してもどのくらいできるようになったのか
よく分かりません。
努力の量と成長の度合いは、個々人ばらばらです。
自分よりできる人はたくさんいますし、効率よく勉強できる人もいます。
すぐに結果にあわられる人もいれば、あらわれない人もいる。

 それでも続けることが重要です。

途中不安にもなりますが、
「きっとできるようになる」と思い続けることが大切です。
また、コップの大きさも人それぞれですから、
他の人に惑わされないことも必要です。
いつかどこかで努力の成果はきっと出ます。
その「いつか」のために、
中学3年生諸君、何が言いたいのか分かるよね?



努力のカステラ
子どもたちに「ときには努力する必要がある」ということを知らせたいときに以下のような話しをします。
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頭の中にはカステラがあって、友達と遊んだり、
テレビを見たり、マンガを読んだり、
「楽しむ」とカステラは減ります。
頭の中のカステラを食べたということです。
しかし、
「努力」や「いいこと」をすると頭のカステラは増えます。
勉強をしたり、部活動をしたり、家の手伝いをしたり。
靴をそろえたり、あいさつするだけでもカステラは増えます。



努力ばかりはできないので、
ときに遊んでおいしいカステラを食べ、
カステラが減ったら少し努力する。
人生とはその繰り返しです。

注意点は、
カステラを食べきってしまうともう増えないということ。
カステラがなくなるということは「楽しいこと」が
なくなるということなので、それは我慢できない。
「お母さん、買ってぇ」となります。
仕方がないのでお母さんは買い与えます。


小学生や中学生のうちは多少はしょうがない。
しかし、カステラを増やすことを知らずに成長してしまうと、
大人になっても親におねだりする人もいます。
親にも問題がある場合があります。
子どもにカステラを与え続けることです。
カステラがいつも頭の中にあるので、
子どもは努力やいいことをしなくても毎日が楽しい。
テレビを見たり、マンガを読んだり・・・
頭の中は糖分でいっぱいです。

親や教師の役目と言うのは、
子どもが自分のカステラを育てる術を
教えることにあるのだと思います。

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